ユーコーコミュニティー横浜支店の清水です。
外壁塗装工事や屋根塗装工事は、住宅の劣化を防ぎ、様々なトラブルを回避するために欠かせないものです。
そのため、専門業者に依頼して外壁塗装や屋根塗装をやってもらいます。
多くの外壁塗装・屋根塗装業者はきちんとした施工を行っていますが、中には手抜き工事をして儲けているところもあるのです。
今回は、ユーコーコミュニティー横浜支店が実際にあった手抜き工事の事例から5つピックアップしてご紹介します。
足場には簡易的なものを使っている
1つ目は、足場には簡易的なものを使っているという事例です。
簡易的な足場は、鉄パイプをつなぎ合わせただけの単管足場のことです。
単管足場は人が登れないことはありませんが、安定感がなく、安全性にも欠けてしまうため、丁寧に外壁塗装をするのが難しくなってしまうのです。
それでもコストを抑えるために単管足場を採用している業者は存在します。
しかし、高所の作業を行う場合は単管足場の使用が労働安全衛生法で禁止されているため、バレたら工事が中止になってしまう可能性もあります。
外壁塗装や屋根塗装をお願いするなら、クサビ式足場と呼ばれる頑丈で安全性が高い足場を使っている業者を選ぶようにしましょう。
なぜ安全なのかというと、クサビ式足場は人が歩けるような作りになっているからです。
そのような業者なら、安心して任せることができます。
ひび割れているのに補修していない
2つ目は、ひび割れているのに補修していないという事例です。
外壁塗装をする前に、ひび割れの補修はしなければいけません。
しかし、手抜き工事をしている業者の場合は、その補修をしないというケースもあるのです。
補修せずに塗装してしまうと、ひびが浮いてきたり、内部に水が入り込みやすくなってしまったりします。
それでは外壁塗装で耐久性を高めた意味がなくなってしまうので、ひび割れがある場合はきちんと補修してもらうようにしましょう。
丁寧な施工をしてくれる業者の場合は、細かなひび割れでもきちんと補修してくれます。
そのような業者に依頼すると、外壁がより綺麗になり、長く美観を保てるようになるのでどの業者に依頼するかはとても重要なポイントになることを覚えておいてください。
見積書に書かれていることをやってくれない
3つ目は、見積書に書かれていることをやってくれないという事例です。
常習的に手抜き工事をしている業者は、見積書に書いたことをやってくれないこともあります。
見積書には下塗りをすると書かれていたにも関わらず実際はやっていない、外壁だけではなく付帯部と塀の塗装もしてくれると言ったのにやってくれないといった事例があるのです。
依頼主が外壁塗装や屋根塗装の知識がなく、全て業者にお任せしている場合にこのような手抜き工事をされてしまうケースが多く見られます。
知識がなかったとしても、きちんと質問したり、工事の進捗状況を小まめに確認したりしましょう。
そうすることで職人や現場責任者とコミュニケーションをとることができ、手抜きされてしまうリスクを軽減できます。
依頼主が不在でも丁寧な施工をするのが当たり前なので、最初からきちんとしてくれる業者を選べるようにしておくのももちろん重要です。
雨が降ってきても作業を続ける
4つ目は、雨が降ってきても作業を続けるという事例です。
雨が降ると塗料が流れてしまったり、薄まってしまったりするため、雨が降ってきたら作業は中断すべきだと言われています。
それにも関わらず作業を続けている場合、早く終わらせようとしている可能性が高いです。
雨が降っても塗装ができないわけではありません。
しかし、塗膜が薄くなってしまうと耐久性が低くなってしまうので、耐用年数を待たずに劣化してしまう可能性が格段に高まってしまいます。
そのため、雨が降ってきても作業を続けるのは、ある種の手抜き工事だと言えるでしょう。
コーキングを交換してくれない
5つ目は、コーキングを交換してくれないという事例です。
サイディング外壁やALC外壁の場合、コーキングを交換しなければいけません。
しかし、手抜き工事をする業者はそれをしないケースもあるのです。
コーキングを取り除かないまま新しいコーキングを打ったり、コーキングがはみ出したりしている場合は、手抜きだと思って良いでしょう。
古くなったコーキングは取り除かないと劣化のスピードが早まってしまい、剥がれやすくなってしまうので注意が必要です。
ただし、場所によっては交換ができないので増し打ちで対応する場合がありますが、それは手抜き工事ではありません。
外壁塗装や屋根塗装は、大切なマイホームを守るために重要な工事です。
その工事で手抜きされてしまって、泣き寝入りしなければいけないという可能性もあります。
後からトラブルにならないようにするには、適切な工程で作業を行い、丁寧な施工をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
どのような工事をするのが適切か分からないといった場合は、ユーコーコミュニティー横浜支店までお気軽にご相談ください。
