ユーコーコミュニティー横浜東支店の田中です。
煉瓦造りの家は、ロマンがあってオシャレな印象がありますよね。
日本では、東京駅や横浜市にある横浜赤レンガ倉庫などが有名な建築物です。
一般住宅においても煉瓦の家は温かみや自然な味わいがあること、メリットが多いことから使用されることも。
今回の記事では、煉瓦造りの家の特徴やメリット・デメリットを紹介していきましょう。

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煉瓦造りの家について

フルブリックと呼ばれている総煉瓦の家は、重厚感がありつつも西欧ロマンがあり、惚れ惚れしてしまいますよね。
ユーコーコミュニティー横浜東支店は、メンテナンスの手間がないことやオシャレなデザイン性から煉瓦造りの家に憧れてしまいます。
そんな煉瓦には様々な種類があります。
煉瓦、煉瓦タイルと分類されており、煉瓦の扱い方も積み上げ方式と貼り付け方式に分かれているのです。
また、生成方法も湿式煉瓦と乾式煉瓦があり、それぞれ特徴が異なります。

煉瓦の種類

練瓦には、煉瓦と煉瓦タイルの2種類があります。

・煉瓦
ヨーロッパの建築物などで使われているのが、煉瓦ですね。
味わい深く、趣のある雰囲気に仕上がりますが、本物の煉瓦なのでコストがかさみます。
また、日本においても一部の輸入住宅などで煉瓦を使用したジョージアンスタイルが人気です。

・煉瓦タイル
日本で煉瓦造りの家と言われている多くは、煉瓦タイルを使用していることがほとんど。
加工性が高いですが、煉瓦よりも耐久性が低いのが欠点です。

煉瓦の積み上げ方

・煉瓦を積み上げて外壁にする工法
外壁を煉瓦で作るため、一段一段煉瓦を積み上げながらモルタルなどで補強する工法です。

・外壁を煉瓦でカバーする工法
外壁の外側を煉瓦でカバーする工法。
煉瓦または煉瓦タイルが使用され、湿式工法または乾式工法で貼り付けます。
一般住宅では、煉瓦を積み上げるのではなく、カバーする工法が多いでしょう。

煉瓦の貼り付け方

・湿式工法
基本になる外壁を造り、煉瓦を貼り付けるための下地をモルタルで造ります。
モルタルに煉瓦を貼り付け、隙間をモルタルで埋める工法です。
この方法は、モルタルをたくさん使用するため、湿式工法と呼ばれており、乾かしながら壁を造っていくため、試行期間が長くなります。
自由に煉瓦を配置できるため、温かみのある演出が可能でしょう。

・乾式工法
基本になる外壁を造り、外壁にレールを設置します。
レールに沿って接着剤で煉瓦を貼り付けていき、隙間をモルタルで埋める工法です。
湿式工法よりもモルタルの使用量が少なく、速乾性のある材料を多用することから乾式工法と呼ばれています。
湿式工法よりも試行期間が短く済み、統一感のある演出ができるでしょう。

煉瓦造りの家のメリットって?

煉瓦は、外壁の劣化が少なく、経年劣化したとしてもそれが味となります。
また、耐熱性・蓄熱性・耐火性に優れており、工法次第では耐震性にも強いのが魅力です。
熱が伝わりにくいので、夏涼しく、冬は暖かく過ごすことができるでしょう。
他にも、汚れにくいのでカビが生えにくく、雨風や紫外線にも強い…と、メリットがたくさんあります。
外壁の劣化がないので、メンテナンスコストが低いこともメリットの1つですね。
初期費用はかかってしまいますが、その後のメンテナンスはほぼ不要です。
モルタルの防水処理だけ行ってくださいね。

煉瓦造りの家のデメリットって?

煉瓦造りの家は、積み上げ工法では一段一段煉瓦を積み上げていくため、大変丈夫です。
将来リフォームをしたくなった場合は、その丈夫さがデメリットとなってしまいます。
一部だけ補修をしようとしても、モルタルで固められているため、部分的に除去することが難しく、全部撤去しようにも下地に煉瓦が密着しているため、剥がすのが大変です。
また、蓄熱性が高い煉瓦の家は、夏場の熱中症のリスクが高まることが懸念されています。
昼間に煉瓦が熱を蓄積すると、夜気温が下がっても煉瓦が熱を持ち続けてしまい、夜になっても家の中が熱くなってしまい兼ねません。
そして、煉瓦造りの家は、施工業者が少ないこともデメリットです。
一般的に外壁材はサイディングボードを使用しますし、漆喰の塗り壁同様に施工が難しく、職人も少ないことが挙げられます。
着工から完了するまでの工期が長くなりがちで、工期が長くなれば長くなるほど人件費がかさんでしまうため、坪単価が高いことも欠点でしょう。
費用相場は、坪単価70万円~と高額です。
しかし、リフォームする予定がなく、導入コストがかかっても良いという人にはおすすめの外壁材です。

 

煉瓦造りの家は、外壁が汚れにくく下地や土台も傷みにくいため、ほぼメンテナンスフリーの家となります。
機能性にも優れており、おしゃれでメリットが豊富な外壁材と言えます。
しかし、リフォームがしにくいことや職人が少ないこと、工事費用が高いことがデメリットなので、それを理解した上で選ぶのであれば問題ありません。
快適に住め、トータルで見てお得な外壁材だと横浜市にあるユーコーコミュニティー株式会社は思いますよ。