ユーコーコミュニティー横浜支店の田中です。
皆さんは外壁の掃除をしたことはありますか?
実は外壁の汚れをきちんと落とさないと外壁が傷む原因となります。
外壁を掃除することで美観も保てるので、掃除をしたことがない方はこの機会に自分で掃除をしてみましょう。
今回の記事では、ユーコーコミュニティー横浜支店が、外壁材別の外壁掃除の方法と掃除ができない外壁材を紹介します。

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外壁材別の外壁掃除の方法

外壁材によって外壁の掃除の方法が異なるので、自分の家の外壁材に合った掃除をしなければいけません。
中には自分で外壁の掃除ができない外壁材もあるので、注意が必要です。

【窯業系サイディング】
・水洗い
窯業系サイディングを掃除する際は、高圧洗浄機またはホースを使って上から下へと洗ってください。
窓周り・コーキング部分で高圧洗浄機を使うと水が部屋の中に入る可能性があるため、養生をしたり、水圧に気を付けたりしながら洗うことが大切です。
また、外壁材が傷んでいる場合にも、水が部屋の中に入ることがあります。

・中性洗剤
水洗いで汚れが落ちなかった場所は、家庭用の中性洗剤をぬるま湯で15倍に薄めて洗いましょう。
外壁が傷まないように、柔らかいスポンジに洗剤を付けて洗うのがポイントです。
また、カビやコケが繁殖している場合には、カビ取り剤を使ってくださいね。
中性洗剤の洗い残しがないように、水で洗い流していきます。
コーキング部分は傷がつきやすいため、水洗いはせずに雑巾で洗剤を優しく拭き取りましょう。
掃除の目安は年に1~2回です。

【金属サイディング】
金属サイディングは、定期的に外壁の水洗いをした方が良い外壁材です。
なぜなら、大気中に含まれている汚染物質がサイディングを腐食させてしまうからです。
まずは、金属サイディングに付着した埃や汚れを柔らかいスポンジまたは布で軽くこすりながら洗います。
水洗いだけで落ちない汚れがあれば、中性洗剤を1~2%の濃度に薄めて洗ってください。
その後、洗剤の洗い残しがないように、水分を拭き取りましょう。
庇の下や軒下は、雨水が当たらないため、汚れが溜まりやすい場所です。
このような汚れが溜まっている箇所を重点的に掃除をすることで、サイディングが腐食するのを防げますよ。

掃除の目安は、土地の環境によって異なります。
海浜地帯:1~4/年
工業地帯:1~3/年
市街地:0.5~2/年
田園地帯:0.5~1/年

また、金属サイディングは衝撃によって凹んでしまう外壁のため、外壁に直接脚立を立てて無理に掃除をすることは辞めましょう。
2階などの高所は業者に依頼して洗浄してもらってくださいね。

【タイル】
タイル外壁は、雨で汚れが一緒に落ちるものが多いので、自分で手入れする必要はありません。

【レンガ】
レンガ外壁の場合は、まずは本物のレンガを使用しているのか、レンガ調の外壁なのかを事前に確認してから掃除をしましょう。
本物のレンガの場合は、掃除が大変なのでプロに依頼をするのがユーコーコミュニティーのおすすめです。

自分で掃除ができない外壁材は?

外壁材の中には、自分で掃除することを推奨されていないものもあります。
誤って掃除をしないように、掃除ができない外壁材も紹介しましょう。

・モルタル外壁
塗り壁のオシャレな家では、スタッコやリシン仕上げにしている方も多いのではないでしょうか?
モルタル外壁は立体感のあるデザインなので、凹凸部分に汚れが溜まりやすいです。
汚れていると掃除がしたくなってしまいますが、モルタル外壁は塗装と一緒に洗浄をした方が良いのでプロに掃除を依頼しましょう。

・漆喰外壁
漆喰外壁を水洗いすると、水圧で漆喰が剥がれてしまうので、自分で掃除をするのは辞めましょう。
モルタル外壁同様に、塗装の際にプロに洗浄をしてもらってくださいね。

外壁掃除をする時のポイント

・天気が良い日に掃除をする
・上から下へと洗う
・部屋に水が侵入しないように養生テープを貼る
・コーキング部分は雑巾で掃除する
・研磨剤は外壁材を傷めるので使用しない
・柔らかいスポンジやブラシを使う
・2階などの高い場所は無理に掃除しない
・自分の家の外壁材が分からない場合はプロに依頼する
・汚れてもOKな服装でマスクとゴム手袋をして掃除する

窓サッシの掃除のポイント

窓サッシの掃除をする際は、乾燥しているブラシで掃除をするのがポイントです。
サッシが水で濡れてしまうと汚れが落ちにくくなるので、乾いたブラシやホウキを使ってくださいね。
ある程度の汚れがとれてから、雑巾で水拭きをします。
汚れがとれなければ、中性洗剤を15倍ほどに薄めてサッシを拭きましょう。
最後に固めに絞った雑巾で全体を掃除して完了です。

 

外壁材によっては、外壁の掃除をしないと外壁が傷む原因となります。
しかし、自分で掃除をする際は、外壁材が自分で掃除をしても大丈夫なものかを確認してから行ってくださいね。
分からない場合はプロに掃除を依頼しましょう。