ユーコーコミュニティー横浜東支店の本田です。
新築時にどんな種類の外壁にするか悩んだ方もいるでしょう。
外壁材には多くの種類がありますが、中でも高級感と耐久性の2つにおいて優れているのがタイル外壁です。
タイル外壁は、耐久性に優れているため、基本的に外壁塗装を行う必要はありませんが、築年数が経つにつれて汚れや色褪せなどが目立ってきてしまいます。
外壁塗装は不要だと言われても、汚れや色褪せを何とかしたいと考えた時には、どうすればよいのでしょうか。
ユーコーコミュニティー横浜東支店が、タイル外壁の塗装について紹介していきます。

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タイル外壁に塗装するメリット

タイル外壁は外壁塗装を行うことでお家の外観を美しく保つことができます。
耐久性はあっても、いつまでもその美しさを保つことはできません。
年数が経つにつれて徐々に、汚れや色褪せが目立ってきてしまいます。
そのため、タイル外壁であっても定期的に外壁塗装によるメンテナンスを行うことで美しい状態の外観を保つことができます。
また、目地の部分の保護としても効果が期待できます。
目地の部分は、コーキングが使用されていますが、コーキングはタイルのような耐久性がないため、築年数が経つにつれて劣化してしまいます。
目地の部分の劣化を防ぐためにも外壁塗装を行うのがよいでしょう。

タイル外壁に塗装する場合の費用はどのくらい?

タイル外壁に塗装する場合の費用は、1㎡あたり2,300~4,000円程度です。
費用や耐用年数は、使用する塗料によって違いがあり耐用年数が長くなれば価格も比例して高くなっていきます。

シリコン塗料・・・耐用年数 10~15年、単価 2,300~3,500円
フッ素塗料・・・耐用年数 15~20年、単価 3,800~4,800円
無機塗料・・・耐用年数 20~25年、単価 4,300~5,500円

外壁塗装においては、耐久性の低いアクリル塗料やウレタン塗料は使用頻度が低いです。
目先のことだけではなく、将来的なことも考えて計画するようにしましょう。

タイル外壁を塗装する時に気をつけること

タイル外壁の塗装は、まとまった金額が必要となります。
失敗しないためにも、注意点を理解しておきましょう。

・タイル用の塗料か確認する
外壁塗装で使用する塗料は、タイル外壁に適したものか確認しましょう。
塗料ごとに適用する下地が指定されているので、タイルに適応している塗料を選ぶようにしてください。
自分で確認するのが一番ですが、できない場合には施工前にどのような塗料を使用するのか説明してもらい、その時に確認するのがよいでしょう。

・クリヤーの塗料で塗装する
タイル外壁の塗装では、クリヤー塗装を行うのが一般的です。
ユーコーコミュニティー横浜東支店のお客様にも、色つき塗料での外壁塗装を希望されるお客様がいらっしゃいましたが、色付き塗料での塗装は年数が経つと塗料の剥がれや色褪せが目立ってしまい、外観を美しく保てなくなります。
クリヤー塗装であれば、数年で塗装が剥がれてしまうこともないので安心です。

・プロに塗装してもらう
外壁塗装くらいなら自分でも・・・と考えている方も多いことでしょう。
しかし、DIYでの外壁塗装は塗料選びや作業手順などがスムーズにいかなかったり、間違えてしまったりして、納得の仕上がりにならない可能性が高いです。
特にタイル外壁への塗装は難しいと言われているので、業者に依頼するのがおすすめです。

タイル外壁の剥がれや浮きなどは補修する

タイル外壁の塗装を行う前に、タイル自体の破損や浮き、目地部分の劣化などが無いかチェックしてください。
もし、劣化症状が出ているのであれば補修をしてから塗装を行います。
築年数が10年を経過する頃は、劣化症状が目立ち始める頃でもあるので、目地の交換や補修をきちんと行いましょう。
補修しないで外壁塗装を行うと、塗装をしていても劣化が進んでしまうので注意が必要です。

目地の部分については、7~10年程度で劣化するため、状況に応じてコーキングの打ち換えや増し打ちを行います。
コーキングの打ち換えや増し打ちの費用は、700~1,200円/m程度です。

汚れだけが目立つ場合も塗装する?

外壁の汚れが目立つ場合は、タイル外壁の洗浄もおすすめです。
カビやコケ、黒ずみなどの汚れががついたままでは、家の見た目も悪くなってしまいます。
美しい外観を保つために、定期的にタイル外壁の洗浄を行うようにしましょう。

・高圧洗浄
高圧洗浄機を使用し、水圧によって汚れを落とします。

・バイオ洗浄
カビやコケが繁殖している場合は、バイオ洗浄剤を使用することで根元から取り除けます。
再発防止効果もあるので、次回のメンテナンスまでの期間も長くなりますよ。

・費用相場は?
高圧洗浄・・・200~250円/㎡
バイオ洗浄・・・250~300円/㎡
外壁洗浄を行う際には、足場が必要となるので上記のほかに足場代として20万円程度かかります。
洗浄で使用する水道代も、依頼者側が負担することも覚えておきましょう。

 

タイル外壁のタイル部分はメンテナンス不要ではありますが、目地の部分などはメンテナンスが必要です。
定期的に点検することで、タイルの剥がれ落ちなども防ぐことができて安心して過ごせるでしょう。