ユーコーコミュニティー横浜支店の本田です。
サイディングボードは築10年程で塗装し直さなければいけません。
しかし、初めての塗装メンテナンスではどうやって塗料を選べば良いのか分からないという人も少なくないでしょう。
そんな時は、悩みや外壁の見た目の好みから塗料を選ぶのがおすすめです。
今回の記事では、ユーコーコミュニティー横浜支店がサイディング外壁の塗り替えで役立つ塗料選びの方法を紹介していきます。
悩みに合わせた外壁の塗料選び
サイディングの塗装工事では、数百種類以上ある塗料の中から塗料を選ばなければいけません。
そのため、どの塗料を選べば失敗しないのか不安になりますよね。
そんな時には、悩みに合わせて塗料を選ぶことをおすすめします。
①塗料のグレード
塗料のグレードは大きくわけて5つあります。
グレードが高いほど耐用年数が長くなり、メンテナンスの手間を減らすことができます。
しかし、初期費用がかかってしまうことがデメリットです。
一方、グレードが低い塗料を選ぶと初期費用こそはかかりませんが、メンテナンスの手間が非常にかかってコストパフォーマンスが悪いというデメリットがあります。
そのため、塗料のグレードを選ぶ時はライフスタイルや予算と照らし合わせて選ぶのがおすすめ。
・費用を安く抑えたい
費用を安く抑えたい場合には、「ウレタン塗料」を選びましょう。
9年前後でまた塗装をしなければいけませんが、今は工事にお金をかけたくない！という方にはぴったりです。
・バランスの良い塗料にしたい
費用と耐用年数のバランスが良い塗料にしたい場合には、「シリコン塗料」を選びましょう。
初期費用がかかりすぎることもなく、メンテナンスの手間もそれほどかからないため、多くの方がシリコン塗料を選んでいます。
コストパフォーマンスに優れていることもあり、塗料選びで悩んだ時にもおすすめの塗料です。
・メンテナンスの手間を減らしたい
・トータルでお得な塗料にしたい
メンテナンスの手間を減らしてトータルでお得にしたい場合には、「フッ素塗料」または「無機塗料」を選んでください。
フッ素塗料は耐用年数15～20年、無機塗料は20～25年持つので、メンテナンスの手間が省けて長期的にみてとてもお得になる塗料ですよ。
初期費用はかかってしまいますが、トータルで見ればお得になる塗料を選びたい場合には、このどちらかがユーコーコミュニティーおすすめです。
②塗料の機能性
・エアコン効率を良くしたい
日当りが良く、夏場に暑くなるような土地では、「遮熱塗料」を選ぶことで室内の温度を2～3度下げることができます。
エアコンの効きが良くなるので、節電したい方にもおすすめです。
・コケや藻の繁殖を抑えたい
日当りが悪いと外壁にコケや藻が繁殖しやすいです。
そんな悩みがある方におすすめなのは、「防カビ・防藻塗料」。
この塗料を選ぶことで、カビ・コケ・藻が繁殖しにくくなり、綺麗な外壁を維持することができますよ。
シックハウス症候群を防ぎたい方・日当りが悪い土地に住んでいる方にもおすすめです。
・汚れを付きにくくしたい
大通りに面している土地では、排気ガスや土埃で外壁が汚れやすいですよね。
そんな時には、「低汚染塗料」を選びましょう。
この塗料は、汚れが付着しにくい塗料で、汚れが付着してしまったとしても、雨水で汚れが流れてくれる優秀な塗料なんです。
また、白い塗料は汚れが目立ちやすいので、白い外壁の家にしたい方も低汚染塗料を選ぶと安心でしょう。
中でも、水谷ペイントから販売されている「ナノコンポジットW」は汚れや色褪せに強いことに定評があり、プロもおすすめの塗料です。
好みに合わせた外壁の塗料選び
次に、好みに合わせた外壁の塗料選びの方法をみていきましょう。
①艶の有無
・艶あり
一般的な塗料は、ほとんど艶ありとなっており、塗装をすると光沢が生まれます。
・艶なし
光沢感を抑えた塗料。
艶消し・3分艶・5分艶と艶感を選ぶことが可能です。
②色柄の有無
・クリヤー
元々のサイディングボードの色柄を活かして塗装ができる無色透明な塗料です。
・着色
不透明な塗料なので、元の塗料の色を綺麗に塗り替えることができます。
・多色着色
2色以上重ねて使用する塗料。
サイディングボードの目地を活かしたり質感を変えたりできるものがあります。
見た目から塗料を絞り込む際は、どのような仕上がりにしたいのかしっかりシミュレーションすることが大切です。
多くの方は、新築時に選んだ柄を活かせるクリヤー塗料を選ばれますが、雰囲気を変えたい方や柄選びに失敗して気に入っていないという方は、不透明タイプの塗料を使うのも良いでしょう。
ユーコーコミュニティーのホームページには、外壁メンテナンスをした事例をたくさん紹介しているので、色を選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
初めての外壁の塗装メンテナンスでは、分からないことだらけですよね。
そんな時には、悩みと好みから使用する塗料を絞ってみてください。
きっとあなたの家に合うぴったりの塗料が見つかるはずですよ。
