ユーコーコミュニティー横浜支店で事務をしている本田です。
一般的には7~10年に1回を目安に外壁塗装のメンテナンスをすることが推奨されていますよね。
しかし、塩害がある地域に住んでいる場合は、5~7年に1度を目安に塗装をしなければいけません。
そこで今回の記事では、塩害地域にお住まいの方向けの外壁塗装のメンテナンス方法を伝授していきましょう。

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塩害地域はどうしてメンテナンスのスパンが短いの?

一般的な住宅のメンテナンス頻度が7~10年なのに対し、塩害地域はなぜ5~7年に1度メンテナンスを推奨されているのでしょうか?
その理由は、塩害地域では外壁や屋根が劣化する速度が速く、サビが発生しやすいため、こまめにメンテナンスをしなければいけないのです。
さらに、重塩害地域では、3~5年に1度のメンテナンスを推奨されています。
塩害地域は、屋根や外壁などがサビやすいため、劣化する前に塗装をして建物を保護することが大切です。
また、金属の建物でなければサビないのでは?と思われがちですが、コンクリートの建物だとしてもサビてしまうので、塩害地域ではメンテナンスが必要不可欠です。
メンテナンスを行う目安の年数になっていなかったとしても、劣化に気づいたらすぐに点検・塗装をしてサビが広がるのを防いでくださいね。

塩害地域の外壁塗装メンテナンスの注意事項

塩害地域にお住まいの方が外壁塗装工事をする際は、いくつか注意事項があります。
塗装工事をする前にしっかりと注意点を理解して工事に入りましょう。

・外壁材に合う塗料を選ぶ
自宅の外壁材が金属製の場合、塩害によってサビる可能性が高いため、サビ止め効果のある「防食性」塗料を選びましょう。
防食性が優れている塗料であれば、雨風が強い環境の中でも塗料が長持ちしてくれますよ。
ユーコーコミュニティー横浜支店でおすすめの防食性塗料は「カーボマスチックシリーズ」です。
防食性塗料を選んでも、完全に錆びを防ぐことはできないので、こまめに点検を行うようにしましょう。

・地元の塗装業者に塗装工事を依頼する
塩害によって外壁や屋根などがサビたとしても、塩害は保証の対象外となっていることが一般的です。
そのため、劣化したらすぐに点検やメンテナンスをしてもらえるように、地元の塗装工事業者に依頼をすることを推奨します。
家から遠い場所に業者の会社があると、すぐに対応してもらえなかったり、出張料をとられ足りする可能性もあります。
そうならないためにも、地元の塗装工事業者に塗装工事を依頼してくださいね。
また、塩害地域で業者選びをする際はアフターメンテナンスが豊富な業者を選んだ方が特に安心できるでしょう。
工事を依頼する前にどのようなアフターサービスを行っているのかを確認するのがおすすめですよ。

・劣化が進む前に塗装をする
塩害地域では、他の一般的な住宅に比べて外壁が劣化しやすいため、劣化が進む前に塗装をして被害が大きくなるのを防ぎましょう。
劣化が進むと、大掛かりな改修工事をしなければいけない場合もあるので、気を付けてくださいね。

その他の塩害の対策方法

外壁の塗装以外にも、塩害の対策方法はあります。
2つの対策方法を紹介しましょう。

・塩害に強い外壁を選ぶ
家を建てる時やカバー工事の際に塩害に強い外壁材を選ぶという方法です。
ガルバリウム鋼板やステンレスの外壁は、金属製の外壁材の中でも錆びにくい特性を持っています。

①ステンレス
ステンレスは、「錆-ない」という意味がある名前の通り、サビにくい素材です。
例えば、ステンレスでできているスプーンやフォークって、何年経っても全然サビないですよね。
ステンレスの外壁材を選ぶことで、塩によって外壁がサビることを防止してくれますよ。

②ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、セラミックコーティングがされている外壁材です。
コーティングによってサビにくくなっているので、外壁材だけでなく屋根材にも多く使用されています。
塩害地域に住むのであれば、ガルバリウム鋼板またはステンレスの外壁材を選ぶのがおすすめですよ。

・外壁の洗浄を行う
次に、簡単に行える塩害の対策方法を紹介しましょう。
それは、「外壁の洗浄を行うこと」です。
それだけ?と思われるかもしれませんが、外壁に付いた塩を水で洗い流すことによって、サビが発生しにくくなるのです。
外壁材に付着した塩分を洗い流す時は、高圧洗浄機を使うのは避けてください。
外壁を傷める原因となります。
ホースの水で表面を洗い流す程度で充分ですよ。
また、高所や屋根などは自分で洗浄することが難しいため、外壁塗装の際にプロに洗浄してもらってくださいね。
自分で高所の洗浄を行うのはとても危険なので、手が届く範囲のみ洗浄しましょう。

 

塩害にお困りの方は、ユーコーコミュニティー横浜支店に気軽にご相談ください。
塩害に強い外壁材・塗料などを紹介します。
サビが広がる前に、外壁塗装をして劣化が進むのを防ぐことが大切ですよ。