ユーコーコミュニティー横浜支店の本田です。
金属サイディングは、外壁工事の際にとても人気がある外壁材です。
人気の理由は、軽量かつ地震に強くカバー工事をするのに最適だからです。
そんな人気の高い金属サイディングですが、金属サイディングは塗装工事が必要な外壁材のため、定期的にメンテナンスをする必要があります。
なぜ、定期的なメンテナンスが必要なのでしょうか?
今回の記事では、金属サイディングに塗装工事が必須の理由をユーコーコミュニティー横浜支店が解説していきます。

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金属サイディングとは?

金属サイディングとは、その名の通り金属でできた防水性の高い外壁材です。
窯業系サイディングには防水性がないので、防水性を持たせるために防水工事をしなければなりません。
それに対し、金属サイディングは防水性が高い外壁材ですが、塗装工事を行う必要があります。
それはなぜでしょうか?
実は、金属サイディングは金属の特性からして錆びが発生しやすいのです。
そのため、錆びさせないための塗装工事が必要となります。
紫外線を浴びると金属サイディングに塗装されている塗料が錆びやすくなり、金属が錆びてしまうと、家の見た目が悪くなったり耐久性が落ちたりする原因に…。
錆びた金属サイディングをそのまま放置してしまうと、金属サイディングに穴があく・破損するなどといった劣化につながってしまいます。
さらに、その穴から雨が入り込んでしまうと、建物の老朽化や雨漏りなどの二次災害につながる危険性も否めません。
シロアリ被害や雨漏りに遭わないためにも、金属サイディングは定期的にメンテナンスで塗装工事を行うことが大切です。
大切な家を塗装工事で守りましょう。

種類別!金属サイディングのメンテナンスのタイミング

金属サイディングをメンテナンスするタイミングは、金属の種類によって異なります。
昔使われていたトタンは錆びやすい金属のため、5~7年を目途に塗装工事することをおすすめします。
一方新築時に人気が高いガルバリウム鋼板は、10~15年を目途に塗装工事をしてください。
アルミやステンレスの外壁材の場合は、塗装が剥がれやすい金属なので塗装工事の必要はありません。
塗装工事をしても塗料が剥がれてしまう可能性があるので、アルミとステンレスは塗装を避けましょう。

金属サイディングの劣化症状別にメンテナンスのタイミングを見てみよう

以下のような症状が現れたら、塗装工事のタイミングなので参考にしてみてくださいね。

・変色やチョーキング
塗料の変色やチョーキング現象が起こっている場合、塗膜が劣化している証拠です。
色褪せや塗料の粉っぽさを感じたら点検・塗装工事を依頼しましょう。

・錆び
金属サイディングは、赤錆びや白錆びが発生しがちです。
こうした錆びが発生したら、気付いた段階で早めに塗装工事をすることをユーコーコミュニティーはおすすめします。
なぜなら、そのまま錆びを放っておくと錆びが広がってしまうから。
錆びが広がると耐久性が落ちたり見た目が悪くなったりしてしまうため、そうなる前に塗装工事を行いましょう。

・塗料の剥がれ
塗装工事をしたことがある場合に見られる症状が、塗料の剥がれです。
塗料の剥がれを発見したら、既存の塗膜をやすりがけして再塗装しなければなりません。
点検と塗装工事を依頼してください。

金属サイディングのメンテナンスの仕方

・外壁の水洗い
金属サイディングでは、外壁の水洗いをすることが基本的なメンテナンス方法となります。
1年に1度、ホースを使って外壁を水洗いするだけでOKです。
しかし、多くの人が間違ってやってしまいがちなのが高圧洗浄機を使っての外壁掃除です。
掃除をした後は確かに綺麗になりますが、高圧洗浄機を使って金属サイディングを水洗いしてしまうのはメーカーからも推奨されていません。
傷ついた場所から錆びが発生してしまったり、外壁が傷んでしまったりするからです。
また、沿岸地域に住んでいる場合には、1~3ヶ月を目途に外壁の水洗いをすると良いでしょう。

・外壁補修
部分的に傷が付いてしまった場合には、錆びが発生して広がる前に部分補修を行いましょう。
小さい傷であれば、自分で補修することが可能です。

・貼り替え工事もしくはカバー工事
金属サイディングには、寿命があります。
30~40年で寿命を迎えるので、貼り替え工事もしくはカバー工事を行いましょう。
張り替え工事では、既存の外壁材を撤去して新しい外壁材に貼り替えるため、200~300万円かかります。
カバー工事は既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねるので、150~200万円で工事が可能です。
どちらで工事をするかは点検をしてもらった上で決めると良いでしょう。

 

金属サイディングは、錆びを発生させないために塗装工事が必要になります。
外壁の変色やチョーキング・錆び・剥がれを発見したら業者に点検・工事の依頼をしてください。
早めに塗装工事をすることで、家を劣化から守ることができますよ。