外壁目地の「三面接着」を徹底解説!特徴と適切なメンテナンス

こんにちは。ユーコーコミュニティー横浜支店の中田です。

今回は外壁目地の「三面接着」について解説していきます。

建築の専門用語なので、聞いたことがない方も多いかと思いますが、実は身近なものです。

特にサイディングやALCなどのパネル外壁の方は知っておくとメンテナンスの際にも役立ちます!

三面接着とは何か、ひび割れやすい理由、対処方法までわかりやすくご説明しますので、ぜひご覧ください。

 

1章 目地の「三面接着」とは

「三面接着」とは外壁の目地▼に使われる用語です。

外壁 目地

「三面接着」と「二面接着」というタイプがあります。

それぞれの仕組みが以下の図の通りです。

三面接着

・三面接着は、目地と外壁が三方向接着している状態のことを言います。

動きが少ない目地(窓回りやコンクリート目地)は「三面接着」で施工されることが多いです。

 

 

・二面接着は目地の奥にバックアップ材を入れて、外壁と目地の接着面を二面におさえた状態です。

構造上、動きやすい目地(外壁の縦目地など)は「二面接着」で施工されることが多いです。

縦目地

 

2章 「三面接着」の目地はひび割れしやすい

「三面接着」の目地は、防水性が高い反面、ひび割れしやすいという注意点があります。

なぜなら、三方向接着しているため、地震などの揺れがきたときに外壁に接着した目地が引っ張られ亀裂が入りやすいからです。

そのため、もし動きが出やすい外壁の縦目地等で「三面接着」になっている場合は、

メンテナンスの際に「二面接着」に施工し直すことをおすすめします。

※「三面接着」か「二面接着」なのかは見た目では判断できません。外壁や目地のメンテナンス時に業者に確認してもらい、縦目地が三面接着になっていたら「二面接着」に直してもらうようにしましょう。

 

3章 「三面接着」の対処方法と費用

縦目地が「三面接着」になっていた場合は「二面接着」に施工し直すことが可能です。

施工の流れと費用についてご紹介します。

 

■目地交換の流れ

コーキング目地を剥がしたときに、バックアップ材(ボンドブレーカー)が入っていなければ、三面接着です。

コーキングを撤去してバックアップ材(ボンドブレーカー)を入れてから新しいコーキングを充てんして二面接着に施工し直してもらいましょう。

 

コーキング交換費用は1mあたり900~1,100円です。

バックアップ材が必要になる場合は1mあたり500~900円追加でかかります。

一軒あたりの目地のメートル数はお家によって様々なので、きちんと測ってもらった上で見積もりを出してもらいましょう。

 

4章 目地の交換ならユーコーコミュニティー横浜支店

外壁の目地がひび割れているのが気になる方は、ユーコーコミュニティー横浜支店にご相談ください。

外壁の目地だけでなく、お家全体の状態を細かくチェックし、あなたのお家に最適なメンテナンスをご提案します。

自宅にどんなメンテナンスが必要なのかを最低限知っておくことで、無駄なコストをかけずお家を長持ちさせることができますよ。

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縦目地
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