外壁コーキングのひび割れは放置NG！修繕方法・費用を全解説

こんにちは、ユーコーコミュニティー横浜支店です。

ふと家を見たとき、外壁のつなぎ目にあるコーキングがひび割れていることに気付いたあなた。

このまま放っておいていいのか、放っておいたらどうなるのかなど気になっているのではないでしょうか。

コーキングはゴムのような素材なので、紫外線によって硬くなりひび割れが発生します。

経年劣化なので、どこのお家でも起こる症状ですが放っておくのはNGです。

本コラムでは、コーキングのひび割れや滑落などの劣化症状と、補修方法・費用相場をご紹介します。

細かい部分ですが、お家を長く綺麗に保っていくために、重要なところなのでぜひ最後までご覧ください。

1章　外壁のコーキングひび割れは放置NG！

外壁のコーキングにひび割れが入っていたら補修または交換が必要です。

なぜなら、放っておくとひび割れの隙間から雨水が外壁内部へ入り込んでしまうからです。

外壁の中に水を入れると、外壁材の耐久性が低下しボロボロになります。

また外壁内部の木材が腐食してしまうことも。

▼腐食した外壁

日当たりが良いベランダ外壁はコーキングの劣化も早く、雨漏りしやすい場所です。

この状態になると、数千円の補修ではどうにもならなくなり、数十万円かかってしまいます。

無駄な費用をかけないためにも、以下のようなひび割れがあれば早急にメンテナンスしましょう。

▼補修必須のひび割れ

▼塗装したばかりのひび割れはタッチアップ補修で可

2章　コーキングひび割れの修繕方法・費用相場

コーキングのひび割れを直すときの方法と費用は以下の通りです。

それぞれ詳しく見ていきましょう！

①コーキングの打ち替え　900～1,100円/ⅿ

紫外線による経年劣化のひび割れは、コーキングを新しいものに交換する「打ち替え」を行いましょう。

基本的には一部ひび割れが起きている＝全体が経年劣化しているということなので、足場を立てて全体交換を行うことをおすすめします。

※隅や窓サッシ周り、雨どい裏などコーキングが撤去できない部分は増し打ちになります。

②【応急処置】コーキング増し打ち　700～900円/ⅿ

応急処置としてひび割れ補修する場合は「増し打ち」を行いましょう。予算の関係ですぐには全体交換ができない場合でも、目地にひび割れがある状態を放っておくのは危険です。

隙間から外壁の内部へ水が入り込んで雨漏りする原因にもなります。

そのため、すぐに全体の交換ができなくても応急処置として増し打ちを行いましょう。

3章　コーキング交換をするなら外壁塗装も検討しよう

外壁のコーキングがひび割れている場合は、コーキングの交換だけでなく外壁塗装も検討しましょう。

なぜなら、コーキングのひび割れは外壁塗装の時期を知らせるサインでもあるからです。

コーキングのひび割れが入っている場合、以下のような症状も発生していませんか？

☑外壁を触った時に手に粉が付く

☑外壁に水をかけたときに水を吸い込む

☑外壁にコケが生えている

☑外壁に小さいひび割れがある

どれか一つでも当てはまれば塗装の時期が来ています。

コーキングひび割れの修繕だけでなく、塗装工事も検討することをおすすめします。