外壁塗装を検討中、透明の外壁塗装があると知ったあなた。
「透明の外壁塗装って実際耐久性とかどうなの?」
「メリットやデメリットは?」
などと気になっているのではないでしょうか。
透明の外壁塗装は業界の中では「クリヤー塗装」と呼ばれます。
外壁の柄をつぶすことなく外壁をコーティングすることができるので、様々な柄の外壁が製造されている今、とても人気の塗装です。
ただし、クリヤー塗装は万能なわけではなく良い点もあれば注意すべき点もあります。
そこでこの記事では、透明な外壁塗装のメリット・デメリットや、塗装する上でのアドバイスを解説していきます。
透明な外壁塗装に少しでも興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
~この記事で分かること~
・透明な外壁塗装とはどんな塗装なのか ・透明な外壁塗装のメリット・デメリット |
1章 透明な外壁塗装とは
透明な外壁塗装とは、「クリヤー塗装」と呼ばれるものです。
透明の塗料で外壁を塗装することで、外壁の柄を生かして塗装をする事が出来ます。
(屋根に用いられることはほとんどありません。)
また、耐久性と費用については一般的な色付け塗料とそれほど変わりはありません。
塗料に含まれる樹脂のグレードによって変動します。
一番人気があるのは、耐久性と費用のバランスが良いシリコン・フッ素グレードの塗料です。
2章 透明な外壁塗装のメリット・デメリット
クリヤー塗料のメリット・デメリットについて解説していきます。
透明な外壁塗装をしたい方はどちらも把握しておきましょう。
2-1 3つのメリット
クリヤー塗装のメリットは以下の3点です。
・外壁の柄を生かせる
・チョーキングが起きにくい ・塗り回数が少ないので工期が短い |
①外壁の柄を生かせる
透明な塗料で塗装するため、新築時の外壁の柄を塗りつぶさずにメンテナンスが可能です。
外壁の柄やデザインが気に入って新築を建てられた方・購入された方にとって、嬉しいメリットです。
②チョーキングが起きにくい
チョーキングというのは、外壁に触った時に手に粉が付く、外壁の劣化症状の一つです。
塗料は色を付ける粉と水を弾く油分(樹脂)が含まれており、紫外線によって油分が飛んでしまうと粉だけになります。
ただし、クリヤー塗料は色を付ける粉が含まれていないため、チョーキングも発生しにくいです。
③塗り回数が少ないので工期が短い
一般的な色付け塗料が3回塗り(下塗り→中塗り→上塗り)なのに対して、クリヤー塗料は2回塗り(下塗り→上塗り)です。
そのため、1~2日ほど工期が短くなることがあります。
工事中は足場が立って煩わしく感じる方も多いので、工期が短くなるのは大きなメリットになります。
2-2 2つのデメリット
クリヤー塗装のデメリットは以下の2点です。
・外壁のひび割れや補修跡を隠せない
・塗装できる外壁が限られている |
①外壁のひび割れや補修跡を隠せない
クリヤー塗装は、外壁の柄を生かせる反面、外壁にすでにあるひび割れや補修跡を隠すことが出来ません。
そのため、それを考慮せずに透明な外壁塗装をしてしまうと「塗装をしたのにひび割れや補修跡が気になる」と後悔してしまうこともあります。
すでに気になる劣化症状が出ている外壁には、おすすめできません。
②塗装できる外壁が限られている
クリヤー塗装は、一般的な色付け塗料よりも塗装できる(又はおすすめできる)外壁が限られています。
なぜなら外壁の種類や劣化状態によっては、クリヤー塗装をすると仕上がりや耐久性が落ちてしまうことがあるからです。
以下の外壁に当てはまる場合は、クリヤー塗装ではなく色付け塗装を選ぶようにしましょう。
(※できない外壁)
・色あせが激しい
・ひび割れや剥がれがある
・過去にクリヤー塗装をしたことがある
3章 透明な外壁塗装をしたいなら築10年経つ前に!
透明な外壁塗装をしたい方は、築10年経つ前に点検・塗装を行ないましょう。
築10年以上経つと、外壁はチョーキングやひび割れを起こしてしまいます。
そのため、クリヤー塗料を製造するメーカーも築10年以内の塗装を推奨しています。
出典:日本ペイント「UVプロテクトクリヤー」より抜粋
「まだ綺麗だから塗装は先でいいや!」ではなく、綺麗なうちにメンテナンスをして良い状態を長持ちさせていきましょう!
★外壁塗装はユーコーコミュニティー横浜支店へお任せください!
外壁塗装の点検、お見積りはユーコーへお問い合わせください。
横浜市周辺の地域の方限定で、外壁や屋根の点検診断・お見積りを無料で行ないます。
点検時にはチョーキングやひび割れなどがないかなど細かく点検し、写真を撮ってお渡しいたします。
▼チョーキングのレベルチェックを行ない、適切な塗装をご提案。
外壁の状態に合った塗装のアドバイスやお見積りもご提案しますので、今後のメンテナンスの参考にしてみてください。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。